レコードとプレーヤー:2

今も、レコードを聴くために、レコードプレーヤーに針を落とせば、扱いに気を使わなければならないのは同じです。
どれほど素晴らしいアンプやスピーカーを備えていたとしても、その入り口であるレコードプレーヤーのアームの先の針とレコードの面に異物があったり、レコード自体が傷ついていたりしたら、豊かな音楽を楽しむことはできません。
レコードを愛する人にとっては、この扱いにくさこそが魅力であったりもするわけですが、たいていの人にとって、ほとんど気を使わずに扱えるCDや、さらにはMP3などの音楽データで音楽を楽しむ人が増えるのはいたしかたないことといえるでしょう。
そこで先にも述べたとおり、アナログのレコードは再生されることがないまま保管されていることが多くなったのです。
ところが、昔のレコードがCDとして再発される機会が多くなるにつれ、そのオリジナルのレコードを持っていることを思い出したり、CDとして再発されない同じアーティストのレコードを聴きたくなったりといった人も多くなってきました。
こうして、再び、レコードプレーヤーを求める方の数が増えてきました。
さらにしまいこんでいたレコードプレーヤーをまた出してくる人もいました。
それに応じて、汎用性の高いカートリッジや針も発売されるようになりました。
さらに久しぶりにアナログのレコードを聴いてみると、普段聞いているCDや音楽データの音とは一味違うことが感じられます。
こうして再びアナログのレコードはあちこちで復権しだしたのです。
それに対応してUSB端子をつけることでパソコンで再生できるレコードプレーヤーや、アナログの音をそのままデジタルデータに変換できるレコードプレーヤーも発売されるようになり、それがまた大ヒット。
こうしてレコードを聴く人口はますます増加しているようです。
現在では、レコードをまったく傷つけずにアナログ再生することが可能なレーザー再生式のレコードプレーヤーも発売されているのです。
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