レコードとオーディオ

レコードを再び聴くようになると、それを再生するステレオなどにも興味がいくようになるのはある意味で必然です。
CDや音楽データが様々な場面で気軽に聴けることを開発の前提としているのに比較して、レコードは、再生装置がある、その場所で聴くことが前提となります。
そもそもレコードが普及していた頃、それを持ち運ぶとか音楽をどこででも聴くという発想はこの世になかったといってもよいのです。
そのため、音楽ファンの何割かは同時にオーディオマニアになったのです。
レコードの復権とともに、こうした風潮も甦っています。
レコードを聴いて育った世代は、若い頃にオーディオにも凝っていたことを思い出すこともあるでしょう。
その頃に比較すればある程度お金にも余裕ができたという人も多いことでしょう。
あの頃には手がでなかった有名メーカーのオーディオ装置を手に入れて、レコードを再生する、その喜びを改めて知ったという方も多いはずです。
オーディオもレコードも凝りだすと際限のない世界。
マニアックな世界が展開していきます。
どういうわけか、レコードやオーディオにはまるのは大半が男性のようです。
細かな音の違いに敏感になり、いずれは音楽再生のための専用室を持つことを夢見るようになれば、マニアな世界まであと少しです。
多くの有名人のなかにもオーディオを趣味とする方はたくさんいます。
大人の趣味として、一流のオーディオでレコードを聴くことは贅沢で上質です。
レコードの保管棚から取り出したジャケットから慎重にレコードを取り出し、ターンテーブルに置く。
そしてレコードプレーヤーが回転を始め、スピーカーからは豊かな音の奔流が。
しばし、すべてを忘れて音楽に身も心も浸れる素晴らしい時間の始まりです。
音楽を聴きながら、ジャケットを手に取る。
ジャケットにはさまれたライナーノーツに目を通す。
この至福の時間を誰にも邪魔されたくない、そんな風に思う人も多いでしょう。
あるいは、夫婦で、恋人と、かけがえのない音楽のある時間を過ごす方もいるでしょう。
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