レコードと青春

レコードと聞いて、アナログのレコードを思い浮かべ懐かしむ方は、おそらく40歳代以上の方でしょう。
現在、50歳前後の方は、レコード店の店頭の商品がアナログレコードからCDに変化していったことをよく覚えているのではないでしょうか。
CDが発売されるようになってからもしばらくは音楽の新譜はアナログのレコードとCDの両方で発売されていました。
レコードプレイヤーや大型のステレオで音楽を聴いて育った世代の方は、あの小さなCDになかなか馴染めなかった記憶を持っているのではないでしょうか。
現在、70歳以上の方なら、若い頃、SP盤と呼ばれるレコードで音楽を聴いた方も多いでしょう。
流行歌はもちろん、当時、アメリカなどで流行していた音楽も少しずつ日本で紹介されるようになった頃を知る方はこうした世代の方でしょう。
レコードはもちろん戦前から日本でも紹介されていました。
しかしラジオでさえ、やっと家庭にいきわたるかどうかという頃ですから、自宅にレコードやレコードプレーヤーがあった方は相当に恵まれた家庭の方ではなかったでしょうか。
戦前から日常的にクラシック音楽を聴いていたような家庭で育った方といえるかもしれません。
そして1950年代に青年時代を送った方なら、その頃にはもうレコードは身近なものになっていたことでしょう。
ラジオから聞こえる音楽がレコードとして発売され、レコード店で買ったそれらのレコードは家でとても大事に保管されていたはずです。
銀幕を飾る映画スターも次々に曲を吹き込み、大ヒットしていきます。
そのころのレコードはまだモノラル再生。
プレーヤーも今で言う卓上型プレーヤーが主なものでした。
それでもレコードに針を落とし、2回転、3回転して、スピーカーから音が出る瞬間の何ともいえない気持ちを覚えておられる方は多いと思います。
レコードはずいぶん長く、人々が音楽を聴くための大事な手段でした。
今も実家に帰ればたくさんのアナログのレコードがあるはずと思い浮かべる方は多いはずです。
最も音楽に夢中になる青春時代をレコードとともに過ごした方は多いでしょう。
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